呂律が回らない
脳梗塞の症状で片側の麻痺とならんで起こりやすい症状です。本人より、回りの人がしゃべりがおかしいとの指摘で気づく場合も多いです。
歯科で治療で局所麻酔をした時のように、自分ではしっかりしゃべっているつもりでも、聞く側では聞きとりにくい状況となります。症状が軽くても脳梗塞の症状の場合もあります。頭部MRIでの早期診断が必要です。
呂律が回らないだけの症状では、脳梗塞や脳出血ではない場合もありますが、頭部MRIで診断することで早期発見できる可能性が上がります。また、時には最初の頭部MRI画像では脳梗塞を認めなかったが、症状が継続してその後頭部MRIの再検査で脳梗塞と診断される場合もあります。
麻痺などの症状と比べて軽い症状ですが、脳梗塞の可能性もあるのでクリニックや病院への受診が必要となる場合が多いです。